1984 ThompsonTwins
ゴーストバスターズが話題になった1984年。
ThompsonTwins で初めて聴いた曲は
ゴーストよりも愛らしいおばけデザインの
サントラ盤に収録された In The Name Of Love だった。
映画では「え?これ?ここ?」くらいの使われ方だけど。
やっぱりオープニングソングの
レイ・パーカーJr のラスト辺りの笑い声がいい味出してる。
この映画をここで全て表現しているというか。
そんなサントラ盤。
擦り切れそうなくらいの勢いで聴いた。
- アーティスト: サントラ,レイ・パーカー・Jr.,ザ・バスボーイズ,アレッシー,トンプソン・ツインズ,エア・サプライ,ローラ・ブラニガン,ミック・スマイリー,エルマー・バーンスタイン
- 出版社/メーカー: BMGビクター
- 発売日: 1995/11/22
- メディア: CD
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このデザインの缶バッジ持っていたな。
さて、話をThompsonTwinsに戻すと、
三人編成(トリオ)になってから
初めてMTVでビジュアルを知った。
「ゴーストバスターズのあの曲の?」程度の認識。
当時のライナーノーツによると、
1977年シェフィールドで結成。
1982年 In The Name Of Love のヒット直後に
7人編成の大所帯から3人になった。とある。
トリオになって足りない楽器の代わりにシンセサイザーを数台入れ
ステージではサポートメンバーを入れていた2作目のアルバム。
1984年発売。
Into the Gap
この中の「Hold Me Now」は
全米ナンバーワンになった曲だとアラナがステージで紹介していた。
次もそのアルバムの中の曲。
Thompson Twins - Sister of Mercy
グランドピアノを弾くトム。
傍らにはフルートを吹くアラナとジョー。
実際に起こった事件を題材にした曲だとトムが話していた。
「フルート吹きは唇の形で選ばれる」
という話を、吹奏楽をしている人に聞いたことがあり、
選ばれし者なんだと友人と勝手に盛り上がって感心したものだ。
Thompson Twins - You Take Me Up
そんな トムのボーカルは
特徴がないようで、特徴がある声である。
モノトーンボーカルとか海外でも言われていた。
歌唱力で勝負していたバンドではないけど、
実際に歌うのは結構難しい。
楽器との組合せで、いい感じに裏返る声というか、
イギリスアクセントのわりに
聴き取りにくい声というか、特徴のある声。
Thompson Twins Tom Bailey 2015 Video
近年、若手のプロデュースや作曲活動は行っていたが、
自身が目立つような活動はしていなかったトム。
2014年、27年ぶりにライブ活動を始め来日。
往年のヒット曲を歌っているが、
声はほとんど変わっていない印象。
変わったのは
ベジタリアンで細身の青白い顔立ちだったのが
恰幅の良いおじさんスタイルになったところ。